医学部受験専門の予備校は、学費が高額になることがほとんどです。
もちろんそれだけ充実した指導を行ってもらえる予備校と言うことになるのですが、一部そうではない予備校が存在するのも事実です。
また学費の説明が曖昧な予備校もあるようです。
実際に学費の説明を受けて「曖昧」と感じた場合は、その予備校への入校は少し考えた方が良いかもしれません。
そこで学費で考える、医学部予備校の選び方をまとめてみました。
学費説明が曖昧な予備校はNG!
入校説明時に学費の説明が曖昧である場合は、季節講習やその他の費用が後から追加されるケースがあります。
安い!と思って入校したのに最終的には他の予備校よりも高くなってしまった、、、と言う例もあるようです。
安いか高いかの問題よりも、まずしっかりと明瞭に学費説明してくれるかどうか、と言うところに注目して予備校を選ぶようにしましょう。
特待制度に挑戦できる予備校
少しでも学費の負担を少なくしたい場合は特待制度に挑戦できる予備校や塾を選んでみると良いかもしれません。
多くの医学部専門予備校で特待制度は採用されています。特待制度を利用すること学費の一部が免除になることもあります。
魅力的なこの特待制度ですが、内容は予備校によって異なります。
■医学部予備校・特待制度の例
- 前年度一時試験合格者
- 模擬試験成績優秀者
特待制度を利用すれば選抜試験を受けずに学費の割引が受けられるケースもあります。
特待制度で選抜クラスに入ることができれば、医学部への合格率が高いクラスで、普通に予備校に入るより安い学費で勉強することができます。
学費ではなく、学習環境もしっかり把握する
学費はとても高額になるので気になる所ではありますが、学費の額面だけで予備校を決めるのはリスクが高いと言えるでしょう。
目的はやはり「医学部への合格」です。受験生本人がモチベーションを保ちながらしっかりと学習できる環境が一番大切です。
(どんなに学費が安くても医学部に入学できなければ水の泡です。)
少し学費が高いけれど、演習量が多かったり、授業時間が長いなどのメリットもあります。また医学部受験のための徹底した学習サポートがある予備校は少し学費が高く設定されていることもあります。その分生徒さんへのサポートが手厚いと言うことになります。
学費と学習内容、学習環境、講師などのバランスを考えて、もっともバランスの良い適した予備校に入校する事をお勧めします。
オールインワンの学費がベスト
予備校の学費は年間授業料・季節講習・模試代金などが全て含まれたオールインワンと、年間授業料以外の講習や講座の料金は別途請求すると言う2パターンの予備校があります。
後者の場合、入校時には〇〇円だと思っていた学費が実はもっと高くなってしまったと言うことになることがあります。
ですので入校の説明を受ける際には学費は年間授業料に全ての費用が含まれているオールインワンであるかどうかの確認もしておきましょう。
もちろんオールインワンではない別途費用が発生する予備校が悪いと言うわけではありません。気に入った塾がオールインワンではない場合、後日発生する費用の説明をしっかりと受け、予算と折り合いをつけながら予備校を比較して選ぶようにしましょう。
最後に
医学部予備校に入る事を検討されている方は、ある程度学費が高いと言うことを理解した上でのことだと思います。
ただやはり高額な学費になりますので、医学部予備校を選ばれる際は、まずオールインワンであるかどうか、そうでない場合は予算内に全ての学費がおさまるかどうかをチェックしておきましょう。
そして最後に予備校を決める時は、額面ではなく、学習内容・環境で決めるようにしましょう。