医学部予備校に限ったことではありませんが、予備校を選ぶときのポイントとして「スタッフ・講師の対応」に注意を払って見るとその予備校がどんな予備校なのかが見えてくるかもしれません。
ウェブサイトで良いことを書いていたり、「うちは合格実績多いですよ!」というようなことを言われてもそれだけで判断するのはやめましょう。
予備校は大切な医学部受験の勉強をみてもらう場所です。人生の行方がかかっている場所といっても過言ではありません。そんな大切な場所が「いい加減」な対応しかしてくれない予備校だったら、、、許せないですよね。
だからこそ、間違った選択をしてしまわないように、説明会などで「スタッフや講師の対応」を事前にチェックしておきましょう。
こんな予備校はだめ!悪い対応の例
悪い対応といっても様々な対応の仕方があります。その中でもよく聞く”悪い対応”を紹介していきたいと思います。
①予備校への質問の返答が曖昧
これはよくある対応の悪さなのですが、例えば学費に関する質問をしても曖昧な返答しかもらえないケースなどです。
医学部予備校の学費はとても高額になります。学費に関しては「こちらの記事」で詳しく書いていますが、全ての費用(模試代や季節講習代など)が年間授業料に含まれている「オールインワン」という場合と、年間授業料をまず支払うけど、その他費用は都度発生するという場合があります。
おすすめなのはオールインワンで、シンプルな料金体系にしてくれている親切な予備校ですが、
もちろん都度費用が発生する予備校が全て悪いわけではありません。
大切なのは学費に関する質問にはっきり明瞭に答えてくれるかということです。
医学部予備校に入校を検討している方は、予備校スタッフに直接話を聞くとき、曖昧に返答してくる予備校ではないか目を光らせておくと良いでしょう。
②質問・相談に対する返答が遅い
予備校選びをしていると、学費や学習内容、志望校などについて予備校に入る前にスタッフや講師の方に相談することがありますよね。
もちろん大切な受験のためですからより確実に合格に近づけける予備校に入りたいですから当然のことです。
複数の予備校に問い合わせたり、直接説明を受けに行くと相談・質問に対するレスポンスが早い場合と、そうでない場合があります。
これは予備校の運営体制によって変わるといって良いでしょう。
お客様(この場合は予備校探しをしているあなた)に対して、しっかりと、かつ迅速に情報開示をしている医学部予備校は
運営体制がしっかりしていて信頼できる予備校であることが多いです。
ですが逆に質問してもなかなか返事が返ってこない、相談しても返事が返ってくるまで時間がかかる、
などだらしない予備校もあります。こういった基本的な対応をおろそかにしている方予備校は
それ以外の部分でも「だらしない」と思って良いでしょう。例えば先ほどの質問への答えが曖昧だったり
学習指導が機械的でマニュアル通りの指導しかしない予備校だったりします。
ですのでメールで質問したり、説明を受けているときに相談したとき
その返事が遅すぎないかという点もチェックしておきましょう。
③言っている事がコロコロ変わる
これはもう言語道断ですが、説明を受けるたびに内容がコロコロと変わる医学部予備校には注意が必要です。
入学相談などを行うときは資料などがあればそれに沿って説明をしてもらう事が多いですが、
説明の中で一度聞いたこととちょっと違う、、、と言うポイントが多い予備校とはトラブルが起こる事が多々あります。
もちろん説明の仕方やニュアンスの違いもあるので、「ちょっと違うな。。。」と感じたらズバッと質問しましょう。
「前はこう言う事だったと思うですけど」と言う形で質問すれば、しっかりとした対応をしている予備校なら
納得できる返答が返ってくるはずです。
②でもあったように、質問や相談したときに曖昧な返事しか返ってこない予備校だったとしたら入学は保留にしておくことをお勧めします。
最後に
学費に関しては、お金のことなので、とてもトラブルの原因になりやすいです。
また予備校側の説明が曖昧だったり、返事が遅い場合も「そんな話聞いてない」「こないだの話と違う」といった
トラブルに発展しやすくなります。
予備校に入学する前に上の①〜③について注意を払って入学説明を受けるようにしてみると、良い予備校が見つかるかもしれません。